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アンカーのタイプ別の特徴について。

PLASTIMO(マリン用品)未分類
2010年12月14日

アンカーは碇(イカリ)と言う漢字が表しているように、昔は(石)にロープを巻きつけて沈め船が流れないように固(定)したのでしょう。

水中では体積に比例して浮力が働きますので、石の場合の重さは陸上の約半分になってしまいます。これでは余程重たい石を使わなければ船を止めておく事ができません。

現代では、重さで止めるのではなく海底に爪を喰い込ませて船を止めるタイプのアンカーが主流です。
従って同じアンカーの爪(ブレード)で海底を引っかけて船を保持する力(把駐力)が大きい程、性能のよいアンカーと言えます。またアンカーの爪が海底の砂や泥にうまく潜り込んでいくかどうかを《かき込み性能》と言います。
また安定性の悪いアンカーではアンカーを効かせた後、強く引っ張られるとアンカーが回転するなどして海底から外れて走錨する可能性があります。安定性の良いアンカーでは引っ張られても同じ姿勢を保ち、アンカーの効きが悪くなることはありません。

アンカーのタイプは大きく分けて下記の7種類があります。

  1. 爪(ブレード)の面積が大きく、砂、砂利、泥などオールマイティーなアンカーです。
    把駐力、かき込み性能もレベルの高いアンカーです。但し中国製などの製品の中には、型は似てても粗悪なものがあり、先程説明したかき込み性能が悪く、把駐力が小さい物もありますので注意する必要があります。
  2. CQR型
    CQR型アンカー
    CQR型のアンカーは、投錨後海底に深く潜り込んで行くタイプのアンカーです。特に深くブレードが潜りシャンクも左右に動くため風で船が振れても走錨しにくいのも特徴です。
    同じ重量のアンカーでは最も把駐力があり、かき込み性能も良いアンカーです。
  3. ブルース型
    ブルース型アンカー
    北海油田開発のために開発されたアンカーで、特に砂地や柔らかい泥地の海底に威力を発揮します。硬い底質の海底では、爪の先端が丸いため刺さりにくいので不向きです。
    ダンフォース型とCQR型の特徴を合わせたようなアンカーです。特に砂地では評価の高いアンカーです。
  4. フォールディング型
    フォールディング型アンカー
    ノルウェーで開発されたアンカーで、使用しない時には折り畳んでコンパクトになるので予備のアンカーとして使用される事が多いアンカーです。また他のアンカーに比べ尖った箇所がないので主にゴムボートのアンカーとして使用されます。
    把駐力は他のアンカーに比べれば劣ります。
  5. 唐人型
    唐人型アンカー
    昔から日本の漁師さんなどが使用している錨型のアンカーです。
    かき込みは良い方ですが重さの割には、把駐力がありません。
  6. 根がかりアンカー
    根がかりアンカー
    このアンカーは、岩場や藻場などで使用するためのアンカーです。
    その名の通りアンカーを根に引っかけて使用します。アンカーを外す時は船を後進させるなどしてアンカーの爪を変形させて揚錨します。再度使用するときは、爪を元の状態にして使用します。
  7. マッシュルーム型
    マッシュルーム型
    プラスチック製の重量型のアンカーです。湾内や湖などでゴムボートや小型の船で使用されます。最近はジェットスキーのアンカーとしても使用されています。
    重量型のアンカーのため把駐力はほとんどありません。



アンカーを選ぶ際には、海底の底質や使用目的を考えて選ぶ必要があります。
もし選定に迷う場合は最初の1本としては、性能また価格的にもダンホース型アンカーをお勧めします。
特にPLASTIMOオリジナルのブリタニーアンカーはお勧めの一品です。

また選ぶ際の注意点としてウインドラスを使用してアンカーローラーにつり下げておく場合には、アンカーローラーアンカーの形状の相性を確認するが必要があります。

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